ISOconsulのブログ

企業の環境実務者必見!

産業廃棄物

製紙スラッジの有用性

製紙スラッジの有用性 製紙スラッジとは、紙を作る工程で発生する廃棄物です。製紙スラッジは通常、ボイラーで焼却処理し減容化後、セメント原料や再生砕石に再利用したり、埋め立て処分されます。紙の生産に比例し大量に発生するので厄介者扱いされますが、…

廃棄物焼却炉のダイオキシン管理

廃棄物焼却炉のダイオキシン管理 廃棄物の定義は「不要なもの」であり、それを焼却する施設は廃棄物焼却炉となります。廃棄物焼却炉は、行政より廃棄物処理施設の許可を取得しなければ運転できません。許可を要する廃棄物焼却炉は、以下の2種類に分類できま…

産廃処分委託契約書作成のコツ

産廃処分委託契約書作成のコツ 廃棄物処理法で、産廃処理を他人に委託する時は、契約を書面で交わさなければならないことが定められています。 〈施行令 第6条の2第4号〉委託契約は、書面により行い、当該委託契約書には、次に掲げる事項についての条項が含…

産廃収集運搬委託契約書作成のコツ

産廃収集運搬委託契約書作成のコツ 廃棄物処理法で、産廃処理を他人に委託する時は、契約を書面で交わさなければならないことが定められています。 〈施行令 第6条の2第4号〉委託契約は、書面により行い、当該委託契約書には、次に掲げる事項についての条項…

産廃取引先 現地確認の重要性

産廃取引先 現地確認の重要性 廃棄物処理法には以下の規定があり、産廃委託先の処理状況確認が義務付けられています。産廃発生量が少ない会社ほど、この義務は守られていないのが実情です。ごみは回収してくれたら、それで良しとしていたら、思わぬトラブル…

産廃委託契約書の印紙額の解説

産廃委託契約書の印紙額の解説 廃棄物処理法で「他人に産業廃棄物を処理委託する時は、書面で契約書を締結しなければならない」となっています。契約書が紙の場合、印紙税法で契約金額に応じた収入印紙を添付しなければなりません。産廃契約には様々なパター…

廃棄物処理法の不思議(同じものが産廃? 有価物?)

廃棄物処理法の不思議(同じものが産廃? 有価物?) 廃棄物処理法では、不要なものを他人に処分委託する時は、産廃処理委託契約書を書面で締結しなければならないと規定されています。裏を返せば、排出者にとって不要でも、他人が必要であれば、前述の規定は守…

口銭込みの産廃処理委託契約書の作り方

口銭込みの産廃処理委託契約書の作り方 「他人に産廃を処理委託する場合、書面で契約書を締結しなければならない」ことが、廃棄物処理法で定められています。 産廃処理委託契約書は、社団法人全国産業廃棄物連合会の雛形をベースに作成します。 雛形はこちら…

産廃委託契約書の電子化で印紙代削減

産廃委託契約書の電子化で印紙代削減 産業廃棄物を他人に処理委託する場合は、廃棄物処理法で契約書を締結することが定められています。通常、契約書は紙で締結します。紙の契約書には印紙税法で取引金額に応じた印紙を貼る義務が生じます。取引金額が多いと…

製紙会社に産廃処理委託しSDGsに貢献

製紙会社に産廃処理委託しSDGsに貢献 産廃は産廃処理業者に委託することが廃棄物処理法で義務づけられています。産廃処理業者は、国内に星の数ほどありますが、単に減容化や無害化するだけの業者もあれば、有用なものに再資源する業者もあります。どちらがSD…